3年かとおもってたら4年も続編なかったのか、、とおもいつつ予約をしててた「涼宮ハルヒの驚愕」を読んだ。
今回も読み応えがあって満足している。谷川さんすごいなあぁ。
「驚愕」っていうのが、あーいうシチュエーションだと想像してなかったので、ちょっとビックリしたけれど(笑)
ネタバレしないために、シリーズの話でもしますかね。
筒井康隆氏も絶賛したこのシリーズは、ライトノベルのビジュアルが強くて、なんだかいろんな食わず嫌いの読者を生んでいるようだけれど、SFとしてかなり読み応えのある話だと思う。ぜひご一読をオススメします。
未来人・宇宙人・超能力者・異世界人・神?まで出てくるこのストーリーを「うる星やつら」みたいなコメディで落とし込むのではなく、科学的根拠をなくさないようにしながら「学園ドラマ」におさめているところのストーリー力がすばらしい。
本名が未だに明らかになっていない物語の語り手のキョン(あだ名)の語りは、どこか夏目漱石の小説を彷彿とさせるが、今時の高校生に思えるのは、不思議だ。また、主役のハルヒは非常識な能力をもっていながらそれを自覚することすることなくストーリーは展開し、彼女だけ何も知らされずに進み続けるという変なお約束も奇天烈で面白い。
なんて雑感をダラダラと語りつつ・・・
いろんな書評でこのシリーズは解説されているけれど、作者が阪神大震災を体験した影響が大きいのではないかと思われる節が感じられる設定の数々が本シリーズには登場します。僕はすこし今とリンクしている気がしています。理不尽で絶大な力のために日常を脅かされるキョンたちの葛藤。しかし彼らはあきらめることが一切ない。日常を守るために、日常を楽しくするようにしていく。
それが読んでいる自分にとっては眩しくて羨ましい。
いまは鬱な物語が流行ですが、もっとこんな物語が読みたいなぁ
ということで最後に本シリーズをメモ代わりにリスト化しておく。
<全部買って読んだシリーズ一覧>
涼宮ハルヒの憂鬱
涼宮ハルヒの溜息
涼宮ハルヒの退屈
涼宮ハルヒの消失 限定版 [Blu-ray]
涼宮ハルヒの暴走
涼宮ハルヒの動揺
涼宮ハルヒの陰謀
涼宮ハルヒの憤慨
涼宮ハルヒの分裂
涼宮ハルヒの驚愕(前)
涼宮ハルヒの驚愕(後)

0 コメント:
コメントを投稿